0968-69-0234
〒864-0032 熊本県荒尾市増永939
[ 受付時間 ] 月〜水・金、土 09:00~13:00 / 15:00~18:00 [ 定休日 ] 木・日・祝日
親知らずは抜かなきゃいけないの?
患者さんによく聞かれることですが、「親知らずは必ず抜かなきゃいけないのですか?」
これについて、お答えします。
親不知って、元々生えているのが当たり前の歯でした。日本人は外国人に比べて顎が小さいですが、
縄文時代や弥生時代の頭の骨を見てみると、殆どの場合親知らずまで生えています。
縄文人や弥生人の様に親知らずがきちんと生えそろい、上下でちゃんと咬みあっていれば
わざわざ向く必要はありません。
では何で「親知らずは抜かなければならない」と思われているのでしょうか?
それは、現在人の骨格に理由があります。
縄文人や弥生人の顎は太く、えらが張っていてガッシリしています。
それに比べて現代人の顎は「ソース顔」に例えられるように細く小さな顎になっています。
これは、生物学的には進化した結果ですが、顎自体としては退化して行っていると云う事です。
しかし、その顎の上に並ぶ歯の大きさは、大して変わっていません。
従って、もともと顎の上にキチンと並んでいた歯並びは、
その土台になる顎の大きさが小さくなった事で、全ての歯がきちんと並ばなくなったのです。
そこで、元々キチンと生えていた親知らずが生えるスペースがなくなった事により、
斜めに生えたり、横向きに埋まっていたりする事により、歯垢や食べカスが貯まりやすくなり
炎症が起こりやすくなる状態となります。
一度炎症が起こったところは、定期的に炎症が繰り返すことになり、
ついには、抜歯をしなくてはならなくなります。
17/11/06
17/10/09
TOP
患者さんによく聞かれることですが、「親知らずは必ず抜かなきゃいけないのですか?」
これについて、お答えします。
親不知って、元々生えているのが当たり前の歯でした。日本人は外国人に比べて顎が小さいですが、
縄文時代や弥生時代の頭の骨を見てみると、殆どの場合親知らずまで生えています。
縄文人や弥生人の様に親知らずがきちんと生えそろい、上下でちゃんと咬みあっていれば
わざわざ向く必要はありません。
では何で「親知らずは抜かなければならない」と思われているのでしょうか?
それは、現在人の骨格に理由があります。
縄文人や弥生人の顎は太く、えらが張っていてガッシリしています。
それに比べて現代人の顎は「ソース顔」に例えられるように細く小さな顎になっています。
これは、生物学的には進化した結果ですが、顎自体としては退化して行っていると云う事です。
しかし、その顎の上に並ぶ歯の大きさは、大して変わっていません。
従って、もともと顎の上にキチンと並んでいた歯並びは、
その土台になる顎の大きさが小さくなった事で、全ての歯がきちんと並ばなくなったのです。
そこで、元々キチンと生えていた親知らずが生えるスペースがなくなった事により、
斜めに生えたり、横向きに埋まっていたりする事により、歯垢や食べカスが貯まりやすくなり
炎症が起こりやすくなる状態となります。
一度炎症が起こったところは、定期的に炎症が繰り返すことになり、
ついには、抜歯をしなくてはならなくなります。